おっちょこちょいな人の特徴
集中力が長く続かない
集中力とおっちょこちょいは大きく関係しています。
集中することは簡単なようで難しいもの、そして集中できていないことがおっちょこちょいへとつながっています。
集中力が続かない人は人の話をきちんと聞いて理解したり、物事を整理して考えることが苦手でボリュームの大きい事柄になればなるほど難しくなります。
その結果、話を最初から最後まで理解していないことから物事を進めているときに途中でわからなくなってしまったり、やるべきことが抜け落ちてしまうことがあります。
周囲から見てそのやるべきことが抜け落ちている状態をおっちょこちょいな人だなと感じるわけです。
集中力が続けば抑えるべきポイントがわかり、作業や仕事でミスをすることなくアタフタとすることもなく過ごすことができちゃんと者だと認識されます。
おっちょこちょいはその真逆で色々なことが抜け落ちてしまい、自分自身自身もアタフタ、そして状況によっては周りまでも巻き込んでその状況を正しい状態に戻さなくてはならず迷惑もかけます。
よって集中力が足りない人はおっちょこちょいな人だと言えます。
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注意力が足りない
人は生活しているときに色々な注意を払っています。
注意をすることによって危機的状況にならないように気を付けて過ごしているのです。
しかし注意力もその力が強い人と弱い人がいます。
注意力が強い人は多くの情報や状況と取り入れ、それを元に自分自身がどう行動するべきかを考えます。
しかし注意力が足りない人は、注意すべき情報に気が付かずそのまま行動をしてしまいます。
その結果、イレギュラーな出来事が起これば予想もしていなかったことなので慌ててしまうことになります。
その状態を周囲から見るとおっちょこちょいだなととらえられるのです。
もう少し周りに目を向けていれば回避可能なこと、あと少し気を付けて行動すれば大丈夫だったことを一瞬の気のゆるみと注意力の散漫によってミスにつながるのです。
横着者もその一種です。
遠くの物を取ろうとして横着して座ったまま取ったら手が飲み物にぶつかってこぼしてしまった、気を付けてよく考えて手間がかかっても確実な行動をすればよいのに、目先の利益に流されて楽なことをしようとすると失敗します。
結果、おっちょこちょいだと言われるのです。
よく慌ててしまう
基本的な性格であわてんぼうな人におっちょこちょいな人が多くいます。
慌ててしまう人は気持ちが焦ってしまっているので心拍数も上昇し、冷静な行動がとれなくなっていることが多いです。
自分自身の想像していたことと異なる流れになったとき、冷静にその状況を分析して修正可能なことが望ましいのですが、慌ててしまう人は頭の中がパニックになってしまって物事を一つづつ整理することが可能でせん。
そうなると周囲の人が何かを質問したとしても正確な答えや簡潔な回答をすることが難しくなります。
慌てててしまうということはその状況をすぐに修正したいという気持ちや、人に迷惑をかけたくないという気持ちの表れですがそれが空回りしてしまっています。
その状況がおっちょこちょいな人の特徴につながります。
深呼吸して慌ててしまう気持ちを整えて行動すれば問題解決の近道であるにもかかわらず、慌てているうちにどんどん状況悪化につながってしまったり周囲を巻き込んでしまったりおっちょこちょいの負のスパイラルに陥ってしまいます。
慌ててしまうことは誰にでもあることですが、そこで一呼吸置けるか、そのまま突っ走ってしまうのかがおっちょこちょいな人との分かれ道です。
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一度チェックをしただけで満足する
おっちょこちょいな人の特徴として、ちゃんとチェックをしない、ということがあります。
家事でも仕事でも、一度見ただけでは間違いに気が付かず、二度チェックしないと間違いに気が付かないということは良くあることです。
なのでおっちょこちょいな人は一度チェックしただけで物事を進めてしまったり、あるいはチェックしないまま進めてしまうことというのも多いです。
間違いが少ない人や完璧な人というのはもともとの性格が几帳面だということもありますが、それ以外に気を付けている部分というのもあると思います。
おっちょこちょいな人というのは周りを意識しずに行動してしまうことが多かったり、チェックをしないということが当てはまります。
また、自分自身はチェックしなくても可能な人間なのだと変に自分自身に自信を持っていて、自意識過剰になっている部分というのもあるものです。
自意識過剰の人は自分自身はミスをしない人間だと思っていることもあるので、周囲がおっちょこちょいだと思っていても、本人はそれに気が付いていないというようなこともあるので注意しなければいけないということもあるものです。
何事も大雑把にこなす
おっちょこちょいな人の特徴には、何事も大雑把にこなすということがあります。
繊細で神経質な人ほど細かいことに気が付きますし、慎重に行動するようなこともあるものです。
ですが大雑把な人は行動が大胆であることも多く、お金を数えるにしても何か物品をそろえるにしても大体の数でOKにしてしまうということもあると思います。
そのようなところから間違いも多くなり、おっちょこちょいになってしまうということもあるものです。
ですが大雑把というのは生まれ持った性格であることも多いため、治らなかったり改善できないこともあると思います。
おっちょこちょいであることで人に迷惑をかけてしまうようであれば、人に指摘してもらわなければいけないようなこともあるものです。
まずは大体の数で物を数えるのをやめてみたり、正確な数字を出すことに一生懸命になってみるというのも良いと思います。
細かいことが嫌いな大雑把な性格というのはあっけらかんとしていて好感をもたれるようなことも多いですが、神経質な人とは根本的に話が合わないということもあるので、人付き合いで悩むようなこともあります。
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何でも早く終了すれば良いと思っている
おっちょこちょいな人の特徴に、何でも早くに行動してしまうということがあります。
早く片付けをしたり人より先に行動してしまうというのはとても良いことではありますが、それにより先走った行動になってしまい、人に迷惑をかけてしまうことというのもあるものです。
いつも先走ってしまうことが結果的におっちょこちょいな人というイメージにつながってしまうということもあると思います。
また、何でも早くに行動してしまう人というのは落ち着きがない人だと思われたり、仕事もやっつけ仕事なのではないかと疑われてしまうこともあるものです。
丁寧な仕事にしようとすればある程度長い時間がかかることも多いですし、そんなに早くはできないこともあるものです。
なのでおっちょこちょいな人の特徴として、何でも早く終了させれば良いと思っているということがあります。
何か人と同じことを同時スタートさせたとしても、誰よりも早くに自分自身が仕上げることができたほうがすごいと思われることが多いので、早くに終了させようとするような人も多いですが、それだとおっちょこちょいな人だと思われることもあるものです。
おっちょこちょいを治す方法
行動の前にまず深呼吸
おっちょこちょいな人は日頃からせっかちで心に余裕があまりありません。
またいろいろなことが一気に押し寄せると冷静に判断が出来ず、パニックになってしまいがちなのも特徴です。
なので何か行動を起こす前、あるいは後などに気持ちを落ち着けるため深呼吸してみましょう。
こうして深呼吸をすることで気持ちに余裕が可能な以外にも、体をリラックスさせることも可能です。
さらにはせっかちになりそうな自分自身を抑えることにも繋がりますから、深呼吸して心を落ち着かせる習慣付けを行うのです。
この習慣をつけるだけで随分おっちょこちょいなミスは減ってくるはずです。
とにかくおっちょこちょいな人が些細なミスを減らすには、慌てないことが一番大事なのです。
急いては事を仕損じるという言葉があるように焦っていても良い結果は生まれません。
そして深呼吸する習慣をつけると共に、どうすればミスを減らしていけるのか、どのように行動するのが最適なのかを考えてから行動するようにすれば、確実におっちょこちょいを改善していくことが可能なはずです。
何事も完璧にではなく、まずは小さなミスから減らしていくことを目指しましょうね。
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人の話は最後までちゃんとと聞くようにする
おっちょこちょいな人が一番やりがちなのが、人の話を最後まで聞かず早とちりしてしまうというミスです。
本人はちゃんと聞いているつもりでも肝心な部分を聞き逃していたり、途中まで聞いただけですべてを聞いたような気になっていることがよくあるのです。
ではどうしてそうなるのかというとおっちょこちょいな人には集中力が欠けていることが多いからです。
人の話を聞いているときに別のことに意識が向いてしまうなどして、注意力が散漫になってしまうがゆえに些細なミスをすることが増えてしまいます。
ですのでとにかくどんなことでも人の話はちゃんと最後まで聞くようにするということを念頭に置きましょう。
もちろんただ黙って話を聞いているだけではいけません。
たとえ最後まで話を聞いたとしてもその話が理解できていなければ意味はないのなので。
もし理解できない部分があると感じたら、相手にちゃんとチェックを取り早とちりしたり勘違いしたりすることを事前に防ぐようにしましょう。
人の話をもう一度聞き返すのは相手に失礼だと思うかもしれませんが、理解できず後でミスをしてしまうことのほうがより失礼だと肝に銘じ、たとえ抵抗があっても分からないところは分からないと聞き返すべきです。
大事なことはメモを取る
おっちょこちょいな人というのは、物事をよく忘れてしまうのも一つの特徴です。
たとえば職場での報告を忘れたりとか、会う約束を忘れて遅刻をしたりというようなことです。
ですがもしこの忘れていたことがその後の人生に関わってくるような大事な物事だったとしたら取り返しがつきません。
もちろんいくらおっちょこちょいな人だとはいえ、本当に大事なことはそうそう忘れることはないと思いますが、どちらにせよ日頃からこうした些細なミスばかり繰り返していては人の信用を失ってしまいます。
ですので大事なことそうでないことに関わらず、日常でメモを取る習慣をつけるようにしましょう。
ただしいくらメモを書いてもそのメモの存在自体を忘れてしまったり、なくしてしまったりしては元も子もありません。
そしておっちょこちょいな人はそんなメモをなくしてしまう可能性だって十分にあるのです。
なのでメモを書いた後は必ず目のつく場所に置く、あるいは肌身離さず持っているなどの対策を取りましょう。
またパソコンや携帯電話等のメモ機能やその他の機能を活用することも良いかもしれません。
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ミスを恐れずに自分自身を認める
おっちょこちょいな人というのは、ある日突然ミスを連発してしまうようになったのではなく、多くのときは幼い頃から小さな失敗を繰り返してきては叱られていた経験があることがほとんどです。
自分自身では気をつけているつもりであってもやっぱりミスをしてしまう、そうしたことを積み重ねてきてすっかり自分自身自身を信じられなくなってしまって自信を喪失していたり、自己評価を必要以上に低くしてしまっていることがあります。
努力しているのにその成果が出ないというのは誰にとっても辛いものです。
ですが、まずは自己嫌悪に陥り過ぎないように自分自身を認めてあげるところから始めてください。
ミスをしてしまっても取り返しがつく程度でよかった、失敗してしまったことを自分自身でカバーすることができてよかったと、少しでも肯定可能なことを見つけて自分自身を褒めるようにしてください。
もちろんおっちょこちょいな行動を反省することは大事ですが、落ち込みすぎてしまったりミスを怖がってばかりでは余計に萎縮して失敗を招きやすくなります。
おっちょこちょいを恐れないことで行動が堂々としてきますので、ひいてはミスを少なくしていくことが可能です。
「ながら行動」を控えて一つのことに集中する
おっちょこちょいな人に見られる特徴の一つとして、注意散漫で集中力が足りていないということがあります。
細かい作業を長時間行うときだけではなく、ものを食べていたりただ歩いているだけでも行動に集中が見られないことが多いのです。
何もないところで躓いて転んだり人にぶつかりやすい、食べものを口からこぼしたりひっくり返す、持ってこなければならないものを忘れてくる、約束していたことが頭から抜けてしまう、そういう人がおっちょこちょいな性格だと言われやすいと思います。
こうしたタイプはいわゆる「ながら行動」には向いていません。
歩きながら曲を聴く、食べながらテレビを観たりお喋りをする、雑談をしながら仕事をする、不器用なためにこうした行動で集中力と注意力を欠いてしまい、思わぬミスを招きます。
おっちょこちょいを自覚しているときには、みんながそうしているのなので自分自身にも可能なはずだと思わないようにして、何か行動を起こさなければならないときにはなるべくそのこと一つにだけ意識を傾けるようにしてください。
そうすれば、ついうっかり起こしてしまう類のミスを防ぎやすくなります。
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動きをゆっくりにしてみる
いつも慌しくせかせかと動いている人ほど、おっちょこちょいな行動が目立ちます。
逆に、おっとりしていて行動に余裕が見られる人にはうっかりミスが少ない傾向です。
常に慌てていて何かに追われるように急ぎすぎてしまうと大抵のときは動作も大振りになってしまって行動が大雑把になります。
繊細さに欠けてしまうことで物をひっくり返したり何かにぶつかったり、早とちりをしてしまって素っ頓狂な行動に出てしまうといった失敗を起こしやすくなるものです。
ですので、おっちょこちょいを防ぐためにも、何かをしようとするときには意識をして行動スピードをゆっくりにすることを心がけてください。
ゆっくり、ゆったりを意識することで、行動する前に考える余裕も出てきます。
ちゃんとと考えた上で行動をするクセをつけることができれば、自然と振る舞いも大雑把なものから上品なものになりやすく、落ち着きがないことで起こしてしまう恥ずかしいミスが少なくなります。
動作に余裕のある人というのは周囲にも大人っぽい優雅な印象を与えることになり、イメージアップにも繋げられてお得です。
おっちょこちょいな人ほど丁寧を心がける
あなたもおっちょこちょいな部分がいくつかあったかもしれませんね。
何事も改善するには、まず自覚することからです。
ドジな自分自身を変えたいのであれば、原因を見つけて「どうすればいいのか」と考える癖付けを行いましょう。
すぐには変わらないかもしれませんが、少しずつ目に見えて変化が出てくるはずです。