子供っぽい性格を直す方法、子供っぽい人の心理6選!【特徴、性格、仕事、職場】


子供っぽい人の心理や特徴

感情のままに行動してしまう

子供っぽい人は、その時思ったこと、感じたことをそのまま行動にしてしまうことが多く、感情をコントロールできないという心理的特徴が見られます。

例をあげると「納得いかない」「思った通りにいかない」と感じれば、感情的に怒ったり泣いたり、時に逃げ出したりという行動に出てしまうのは、自分自身の感情をそのまま表に出してしまうためです。

大人になって色々な経験をしていくと、「こうしてはいけない」「こうなるかもしれない」といういろいろな場面を想定し、考慮しながら自分自身の感情をコントロールすることが可能なようになりますが、子供っぽい人はこのコントロールが上手くいかず、良く言えば素直に行動してしまうのが特徴です。

ここで怒っても何も変わらない、ここで泣いても周りが困るだけといった、周りに与える影響までは考えられません。

その時自分自身が感じたことをストレートに出してしまう為、周りを巻き込むことになったり問題を大きくしたりといったリスクが生じやすいのです。

もし自分自身がこのようなタイプであれば、まず感情を表に出す前にワンクッションおくこと。

「周りはどうしてほしいと望んでいるのか」「周りからどう思われているのか」と客観的な見方を取りいれるだけでも、子供っぽい行動はしなくなっていくと思います。



要求が通ることで満たされる

子供っぽい人は、自分自身の欲求が通ることで心が満たされ満足しますが、逆に思い通りにならないとなれば、不満やストレスが溜まり、時に爆発してしまうこともあります。

いわゆる「わがまま」「我慢できない」といったタイプの人に多いのがこの心理的特徴で、自分自身が望むことが果たされないとストレスに繋がってしまうのです。

小さい時から親に甘やかされて育った人、あるいは皆にチヤホヤされて育った人は、「こうしてほしい」「あれが欲しい」といった要求がそのまま通り、それが自分自身の満足感に繋がってきた人です。

大人になったからといって急にこの満足感の得方が変わる訳ではないため、我慢することや犠牲になることを苦痛と感じるようになります。

してもらって当たり前、聞いてもらって当たり前の考えを持つ子供っぽい人は、多少の言い訳や理由では納得できず、時に頭が固い人だと思われたり、自己中心的な人と思われることも少なくありません。

ただ要求が通った時には素直に笑顔になれ、その分やる気を持てたり向上心を持ったりとプラスに繋がることもあり、子供っぽいところをあえて使用していけば、役立つこともあるかもしれません。

自分自身が主役だと思っている

自分自身の人生において、自分自身のことを「主役」と感じることは間違いではありません。

しかし、そこに他の人が関わることがあれば、主役だけが良い思いをしたり成果を得るという訳にはいかないと思います。

得をするものもいれば損をするものもいるもので、その状況や立場によって主役かわき役かは変化するもの。

子供っぽい人はこれを理解できていない傾向にあるのです。

例をあげると誰かと会話をしている時に、人の話を聞かずすべて自分自身の話にすり替えてしまう人。

あるいは、「これって○○なのでね」「そうなんだよ」と物事を自分自身の意見で決めつけてしまう人。

こうした人は常に自分自身が主役だと思っていて、わき役の意見などは一切聞かないと思います。

なので、人の話を聞くことが苦手、自分自身以外の価値観を受け入れるのが苦手、人に合わせることが苦手といった特徴も持っています。

子供っぽい人の心理的な面では、いつも「私は主役」と思っていることが多く、「主役に逆らうなんて」「主役の言うことだけ聞いていればいい」と上から目線の発言や行動も多く見受けられるようになるのです。

謙虚や遠慮といった姿勢は、表面上するかもしれませんが、実際には不満に思っていたり愚痴をこぼしていたりと、二面性があることも少なくないと思います。



子供っぽい性格を直す方法

相手のことを第一に考えるよう心がける

あなたは、つい自分自身の話ばかりしてしまったり、相手に共感を強要したりしてしまったことはありませんか?

物事が自分自身の思い通りに進まないと気がおさまらない。

それは、子供っぽい性格を持つ人に見られる大きな特徴のひとつです。

相手が寛大な人ならそれでも上手に対応してくれますが、多くの人は「何て子供っぽい人なんだろう」と、心の中で眉をひそめています。

そんな子供っぽい性格を直すためには、まず「相手のことを第一に考えるよう心がける」ことが必要です。

会話にしてもちょっとしたコミュニケーションにしても、それらは相手がいないことには成り立ちません。

自分自身が思っていることをただ矢継ぎ早に話したり、自己中心的な態度を取り続けたりするだけでは、決して上手くいかないのです。

なので子供っぽい性格を直すには、自分自身がどう思っているのかよりも、相手がどう思うのかをイメージすることが大事になります。

性格はそんなに簡単には変えられないものなので、最初は苦労するかもしれません。

ですが、そのような基本的な部分を少しずつ変えていく以外に、良い方法はないのです。



感情をコントロール可能なよう訓練する

怒るとすぐに大きな声を出したり、ちょっとしたことでも涙が出たりしてしまう…

あなたは、そんなタイプに当てはまりますか?

もしも当てはまるとしたら、あなたは非常に子供っぽい性格の持ち主だということになります。

大人と子供の最も大きな違いは、「感情をきちんとコントロール可能なかどうか」にあります。

そしてそれが上手くできないということは、子供っぽい性格である証なのです。

なので子供っぽい性格を直すのなら、何よりも感情をコントロールする術を覚えなければいけません。

言葉に表すと簡単に思えるかもしれませんが、感情のコントロールはなかなか難しい作業になります。

やってみようと思った瞬間可能なようなものではなく、時間をかけて訓練することが必要になるのです。

ただし、訓練する機会はたくさんあるとも言えます。

どうしてかというと、たとえば友達と何気なく会話をするときなどでも訓練は可能なのでです。

会話の中で喜怒哀楽の感情が湧いてきたら、それをすぐ表に出さずに「自分自身の中で一度溜める」努力をしてみてください。

そして最後まで相手の話をちゃんと聞いた上で感情を解放するようにすれば、自然とコントロール可能なようになります。



大人っぽい人のマネをする

子供っぽい性格は直したいけど、実際に何をどうすればいいか全然わからない…

あなたは、そんな思いを胸に抱えたまま困っていませんか?

ひと口に子供っぽい性格といっても、その種類はさまざまです。

つい甘えてしまうことが多い点が原因なのかもしれませんし、わがままばかり言ってしまうことが問題なのかもしれません。

つまり、子供っぽい性格を直そうと思い立っても、原因もわからず具体的に何をすればいいのかわからない人がほとんどなのです。

そこでぜひともやってみて欲しいのが、「大人っぽい人のマネをする」という方法になります。

たとえば、野球少年は自分自身が好きなプロ野球選手のフォームをマネしたりするものですよね?

それと同じ要領で、自分自身が「この人は大人っぽいな」と感じる相手の話し方や仕草などを、とりあえずはマネするところから始めてみるわけです。

もちろんそれで一気に子供っぽい性格が直ることはありませんが、時間をかけて辛抱強くマネを続けていれば、徐々に効果が現れてきます。

自分自身がどんな種類の子供っぽさを持っているのかもだんだんわかってきますし、直すべき点がはっきりするからです。