直感力を鍛える方法、直感力のある人の特徴8選!【性格、仕事、脳、職場】


直感力のある人の特徴

人を見る目がありトラブルが少ない

直感力のある人は、人を見た瞬間になんとなく察するものがあります。

例をあげると「この人裏がありそう」とか「この人とは波長が合いそう」といった具合に、見たときに感じるものがあり、大抵その印象が当たっているということが多いのです。

人を見る目がある直感力のある人は、人間関係におけるトラブルが少ない傾向にあります。

それはこうした印象をもとに付き合い方を変えたりしていることが関係していると言えます。

「この人裏がありそう」と感じた相手とは、多少距離を置きながら付き合い、「この人とは波長が合いそう」だと思ったら積極的に連絡したり関わったりします。

恋愛でも同じことが言え、「この人と一緒になりそうな気がする」と感じた人と恋愛するため、イメージ通りの恋愛ができ、トラブルも少ないです。

こうした直感力のある人に、「あの人だけはやめておきなよ」「別れた方が良い気がする」と言われた際には、素直に従っておいた方が後々自分自身にとって良い結末になると思います。

まるで占い師のように人を見抜く力がある直感力ある人は、その人の見た目や印象から付き合い方を変えていけるため、人間関係においてのトラブルが少なく済んでいるのです。


人一倍の経験がある

何事にもチャレンジしたり、失敗を恐れずに突き進む人は、それなりに経験を積んでいるものです。

こうした人一倍経験がある人は、直感力も備わるようになり、「あの時と同じパターンだ」「こういう時はこうすべきだった」と、直感力が働くようになります。

色々な経験をしたからこそ、体や頭で記憶していることも多く、似たようなシチュエーションになると、その記憶がよみがえってきます。

それがその人にとって役に立ち、周りの人は直感力があると感じると思います。

成功を基にした経験だけではなく、失敗や後悔、反省から学んだ経験も豊富に持っている人。

それだけ苦労してきた過去があったり、人よりも努力した過去があります。

未知の世界や未経験のものを前にすると、人はあたふたしたり迷ったり、人に意見を求めたりとすぐに判断出来ないものですが、人一倍の経験がある人は、その直感力を頼りに判断することが可能なのです。

「いつも決めるのが早いよな」とか「迷うことなく決めるよな」と思う人がいたら、それは過去を基にした直感力があるからかもしれません。

そしてまたその時の考えや行動がその人の直感力を鍛えることとなり、いつまでも成長し続けることになるのです。


先入観を捨て、一般的や当たり前という枠から外れることが可能な

直感力のある人は、とにかく他人や常識よりも自分自身のことを信じていることが多いです。

「皆がこう言ってるから」とか「普通はこうなので」という意見や先入観を捨てることができ、「こうじゃないかな」と新しい発想が生まれることも多々あります。

先入観などが邪魔すると、人は違う意見を持ったとしても、「それはない」と否定してしまうものですが、これを取っ払うことが可能な勇気ある人は、自分自身の直感的な発想や思い信じ、実際に行動することも出来るのです。

その人には、一般的とか当たり前という枠がなく、自分自身が感じたままに素直に行動することが可能な力があります。

人はそれを羨ましいと感じたり、時に空気が読めない人と感じるかもしれませんが、先入観がある人ほど直感力を持つことが可能でせん。

自分自身に正直に生き、感じたままに行動することが可能な直感力のある人は、周りから孤立したり浮いてしまうときも多々あるものの、一つの枠に囚われずに生きています。

その行動から、天才だと感じる人、発想力豊かだと感じる人が居たりと、色々な見方をされると思います。

自分自身を信じながら生きてきたその人は、常識や一般論を考えず、直感力を頼って生きてきた過去があるだけに、自分自身の直感=正解と思って生活しているのかもしれません。


変化を求めるのが好き

直感力のある人には、変化を求めるのが好きという特徴があります。

右脳が発達しているのが直感力のある人の共通点ですが、変化を求めることによって、右脳は鍛えられます。

直感力のある人は、そのことを特に意識していなくても、変化することが好きなので、自然に右脳が鍛えられていると考えていいと思います。

変化を求めて何か新しいことにチャレンジするとか、新しい友達を作るためにサークルに入るとか、経験したことのないようなスポーツを自ら積極的にスタートしたりします。

もっと小さな日常的な変化を求めるのも好きです。

たとえば、会社へ通勤するときにも、「今日はちょっと違う道を通ってみようかな」と考え、歩いたことのないルートで会社に向かったりすることが少なくありません。

休みの日に犬の散歩をする時でも、いつも決まった同じルートばかりを歩くということは好きではありません。

違う道、知らない通りを歩いてみることが大変多いのが、直感力のある人の、日常生活での特徴と言っていいと思います。

読書するにしても、ある決まったジャンルの本ばかり読むということはしません。

あまり興味のないようなジャンルの本、これまで読んだことのない作家の本を手に取るのが、直感力のある人なのです。

そういうところにも変化を求めると考えていいと思います。


自信があってポジティブ思考

自信があるというのも、直感力のある人の特徴と思います。

たとえば、ひらめきを必要とするクイズを出されたとします。

知識ではなく、いわゆる地頭の良さ、まさしく直感力を求められるタイプのクイズです。

直感力のない人は、クイズを目にした時、まっさきに「こういうタイプのクイズ、苦手なんだよね」と思ってしまうにちがいありません。

そう思った瞬間、自ら「ひらめき」を封印してしまうと考えていいと思います。

そのような自信のなさ、ネガティブな思考からはひらめきは生まれません。

直感力のある人は、その逆です。

クイズを出された瞬間、「こういうクイズ、大好き」と感じます。

自分自身が直感力に優れていることを知っていて、自分自身の脳に自信があるため、ポジティブな気持ちでクイズに取り組めるのです。

そのようなポジティブな思考になった方が、ひらめきが生まれやすいことは言うまでもありません。

その結果、みごとにそのクイズを解くことが可能なのです。

そして、その成功体験がさらなる自信につながり、いっそう直感力を高めると考えていいと思います。

ここではクイズを例にあげましたが、それ以外の日常的なシーンや仕事のシーンでも、同じように自信を持ってポジティブな思考が可能なのが、直感力のある人なのです。


観察眼が鋭い

直感力が優れている人というと、なにか「ヤマカン」に頼っているようなイメージを持つ人も少なくないと思います。

確かに「ひらめき」は「勘」に通じるところがありますが、勘にばかり頼っているのが、直感力のある人ではありません。

あてずっぽうでは、たまたま正解することはあっても、それはかなり稀なことになるはずです。

めったに正解できない人を「直観力のある人」とは呼びません。

実は、直感力がある人には、観察眼が鋭いという特徴があるのです。

たとえば、人と会った時、その人の表情のいつもとはちがう小さな変化に気づくことが可能です。

変化に気づくことによって、その人の心の状態を察知し、心情をぴたりと言い当てることがめずらしくありません。

心情を言い当てられた人は、なんだか自分自身の心の中を見通されているように感じると思います。

そして、「何て勘の鋭い人だ」と感心するに違いありません。

勘が鋭いことにまちがいはありませんが、その勘の鋭さは、このとき、観察眼の鋭さから生まれているのです。

優れた観察力によって、人の気づかないところに気づくことが可能なこと、これも直感力のある人の特徴です。


直感力を鍛える方法

意識的に新しいことにたくさん挑戦する

直感というのは、働かせる際に自身の引き出しにあるものをいかにして必要な時に出して活用することが可能なのかというのがポイントです。

それを素早く行える人は直感力に優れているといえますが、適切な情報を引き出せるようにするためにはその引き出しをたくさん作っておく必要があります。

そして、中身をいっぱいにするためにも、意識をしてたくさんの経験を積み重ねていくことが大事です。

インプットしたものをいつでもアウトプット可能なように準備できている人こそ、優れた直感力を身につけることが可能です。

興味のあることには可能なだけチャレンジをしてみること、たくさんの人と接することも大事ですが、同年代や気の合う人だけではなく、いろいろな考えを持っているいろいろな世代と接触するのが効果的です。

行ったことがない場所に足を運んだり、食べたことがないものに出会うのも楽しく、そしていい経験を得られます。

挑戦してよかったと思えることをたくさん行うことがポイントです。

嫌々やっても思い出にしかなりませんから、好き、楽しい、面白いと思えるものを探して取り組んでみてください。


情報を遮断する時間を作る

直感力には瞬発力も必要です。

しかし、必要で適切な情報を瞬間的に掴み取るためには、余計な情報を排除することも大事になってきます。

自分自身の中に選択肢を増やすために経験を積み重ねることは大事ですが、必要なものは手前に、不必要なものは奥のほうへ仕舞うように整理しなければならないのです。

なのでにも、時々記憶と経験をゆっくり処理する時間を作らなければなりません。

現代は情報過多なので、身体を休ませている時間もテレビやスマートフォン、本などからいろいろなことを学んで身につけることが可能です。

ですが、いつも頭を働かせてばかりでは疲れてパンクしてしまうのです。

取り入れたものを適切な場所に仕舞えるように雑念を取り払い、頭を休める時間が必要になります。

そのときに効果的なのが瞑想です。

1日に2回程度、10分間部屋の明かりを落として音を遮断し、リラックスしたポーズで目を瞑って何も考えない時間を作ってください。

脳が休まりリラックスした状態になると直感力が増すだけではなく、瞑想の際に浮かび上がってきたイメージを記録しておくと後々役に立つことが多いとされています。